【連載1章ー1】魔法の言葉を覚えた小学生(後編)

【連載1章ー1】魔法の言葉を覚えた小学生(後編)

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小学生になると、いろんな場面で困難にぶち当たる。なんて言うと大げさかもしれないが、子どもだった僕には毎日のすべてが一大事だった。そんな時でも、気持ちを奮い立たせすべてがスムーズに進むようになる「魔法の呪文」を、僕は見つけていた。

魔法の呪文とはこうだ。

「◯◯(有名人)なら□□だ!」

それが必要だと思う場面でその言葉をつぶやき、そして◯◯になりきる。この魔法の呪文は、大人になり会社を設立した今でも活用していて、僕の人生にはかかさないもの……というとやっぱり大げさだけど、それくらい、多用しているし、その恩恵を受けている。

例えば、気の進まない宿題をやる前には、こうつぶやく。
「木村拓哉なら宿題は忘れない」
木村拓哉になった僕は、宿題をさっさと終わらせて、クールにノートをランドセルにしまうのだ。

なりきる有名人はSMAPのメンバーだけではなかった。少年野球を始めた僕は、ピッチャーとしてボールを投げる時、いつも上原浩治投手のピッチングをイメージして投げていた。ランナーが出てしまったときのセットポジションは岩瀬仁紀投手。そのおかげか、僕の所属チームは県大会で優勝することができた。

……まぁ、ただ単にそのチームは岐阜でも指折りの強豪チームで、毎日きつい練習に耐えていたからかもしれないが。


続く(この連載は毎週月・木曜に更新します。)

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本連載は「なんでサムライなの?バンドやってたって本当?は!?歴史?っていうか東大?株式会社??わけわかんない・・・・」という疑問にお答えするべく、紫式部さんにインタビュー・執筆して頂きました。

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RYO!

プロフィール
株式会社DO THE SAMURAI 総大将(代表取締役) / プロのサムライ
東京大学文学部。
在学中より「サムライを切り口に、日本の文化や歴史に’楽しく’触れるきっかけをつくる」という志のもと、毎週、世田谷松陰神社の歴史資料館で塾を開講、史跡ツアー・歴史イベントを主催。
そして、2016年4月に法人化。仲間とともに新たなスタートを切る。
株式会社DO THE SAMURAIでは、
「’日本から世界へ”国内の地域から地域へ、
日本人一人ひとりが文化や歴史を発信できる’外交官’に」というビジョンのもと、
地域の歴史ブランディングなど新たな事業に取り組んでいる。
講演依頼、問い合わせなどはryo@dothesamurai.comまで。
Twitter:https://twitter.com/RYO_ReaL
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株式会社DO THE SAMURAI:http://dothesamurai.com
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